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名作ゲーム「デトロイト ビカムヒューマン」

  • 執筆者の写真: 視えない西瓜 null
    視えない西瓜 null
  • 2023年9月2日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!ギターのちかげです

気が付けば9月2日、夏も終わりましたがまだまだ暑い日が続いていますね

コロナも最近また流行しているようですが、この暑さだとマスクをして外出するのも危険そうですし、なかなか難しいところですね

皆さんもどうか体調には気を付けてくださいね


さて、今回は過去にやったゲームで非常に印象に残っている「デトロイト ビカムヒューマン」について少し語りたいと思います

若干ネタバレ入りますのでご注意ください


デトロイトは2018年にPlay Station4用のソフトとしてフランスで開発されたゲームソフトです

舞台は2038年のアメリカ、デトロイトです

デトロイトといえばかつては自動車産業で栄えていましたが、安価な日本車の普及でアメリカ産の車が売れなくなったことで失業者が増えて、財政や治安が悪化してしまった過去があったことが有名ですね

現在は復活してロボット産業が発展していたり、新興企業が次々できていたりと活気を取り戻しているようです

今から15年後のデトロイトは人間とほとんど区別がつかないほど高度なアンドロイドが一般家庭にまで普及していて、家事をしていたり清掃員をしていたり店員をしていたりとさまざまな仕事をアンドロイドがこなすようになっています

快適に見える一方でほとんどの単純労働者はアンドロイドに職を奪われており、失業者によるデモ活動が行われていたり、アンドロイドに対する暴力行為などの問題を抱えてもいるようです

そんな中、変異体と呼ばれるアンドロイドによる犯罪が発生しており、それを巡ったストーリーが展開されていくといった内容になっています


実際のゲームでは三人の主人公(全員アンドロイド)が登場し、彼らの目線で物語を追っていく群像劇のような形式になっています

アンドロイドの犯罪を捜査する捜査官のコナー、虐待されていた娘のアリスと共に逃亡するカーラ、そして芸術家のカールから息子のように愛されるマーカス

彼らの前で起きる様々なことにプレイヤーは一つ一つ選択をすることになります

ゲームでは膨大な量のシナリオの分岐が用意されていて、プレイヤーの選択でストーリーが大きく変わっていくようなシステムが最大の売りになっています


ところで、最近はAIがイラストを描いてくれたり作曲したり、会話までしてくれたりするレベルにまで発達しています

介護用ロボットなんかも開発が進んでいて近い将来実用化されて普及し始めるんじゃないかと思っています

一方でAIに奪われる仕事なんていうのが話題にもなっていたりと高度すぎるテクノロジーの発達を警戒するような声も少なくないです

そんな今だからこそデトロイトの世界感は近い未来の姿として親近感を持ちやすいんじゃないかと思っています


かといってデトロイトがテクノロジーへの警鐘を鳴らしている作品というわけではないと思います

むしろ、徹底的にアンドロイド側からだけを物語で描いていて、どちらかというとアンドロイドに同情的に感じやすい物語の構造をとられていますね

個人的にはこの作品は差別をテーマにしているんじゃないかと思います

コナーが出会うアンドロイドの犯罪者たちは自分たちの尊厳を主張します

あるいはカーラの物語はまさしく迫害を受けるアンドロイドの物語でもあります


きっと人間は無意識に差別をしてしまっていることってあると思います

そんなことを考えさせられるような素晴らしいゲームでした

細かいことをごちゃごちゃ考えなくてもストーリーめちゃくちゃ面白いので是非プレイしてみてほしいです


 
 
 

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